序文

家庭は最も重要な社会の結晶であり　国家の核心で
あり　威信と威光を成してゆくものである
家庭の果たすべき使命は　より厳正厳格に真実を伝え
道徳心なる涵養の精神を鍛え上げ　一人一人の人格を
形成する　最も厳しい修練と実践の道場でなくては
ならない
是ぞ　本当の家族の深き純粋なる愛情の根源である

私達は　天地大自然の懐に抱かれて　測り知れない程の多くの恵みを
受けて生存していられる今を
絶対に片時も忘れてはならない
是ぞ　誇るべき尊い道徳心であり　唯一幸運を悟らせる
真正な　人の道である

私達は　祖先　父母の魂　心血が私達の全心身に流れている事を
絶対に　片時も忘れてはならない
是ぞ　誇るべき尊い道徳心であり　唯一幸運を悟らせる
真正な　人の道である

祖先　父母は一時も一刻も片時も私達の事を忘れずに平和と幸せと
繁栄を　天地に限りなく　御祈りを捧げているのである　此の事を
絶対に　片時も忘れてはならない
是ぞ　誇るべき尊い道徳心であり　唯一幸運を悟らせる
真正な　人の道である

天地祖先の　此の様な深遠なる心の御導きと　此の深き恩恵に対し
真心を込めて感謝する心掛けが　何よりも大事であり
自分自心の運命を決定つける程の　大事な事であります
自分自心を見捨ててはならない
自分自心を不幸にさせてはならない
自分自心を深く愛する事の大前提である
此の純粋な真心こそが
崇高なる天地祖先に　正しく御導かれるのであります
自分自心を　限りなく純粋にして深く愛する事の出来る人は
他人にも等しく　純粋にして　深く愛する事の出来る人である

原理とは　崇高なる尊い天意天命である　と云う事を
先ず以て　心正しく悟る事である